SDGs編に引き続き、かつお学校捌き編開校!

今回は大野見中学校1年生のクラスで、田中鮮魚店の田中隆博社長を講師に、かつおを捌いて味わう、という授業が行われました。生徒たちは社長から包丁の使い方等を直接教わりながら、ぬるぬると滑る生がつおに悪戦苦闘しつつも、初めての捌き体験を楽しんでいる様子でした。

私自身かつおを捌いたことがなく、今回間近で捌いている所が見られたのはとても貴重な経験となりました。特にかつおの心臓「ちちこ」という部位が頭部にあると知れたことは、本授業で一番の驚きでした。

授業の後半には、捌いた2匹のかつおを食べ比べる時間がありました。最初に試食した生徒4人が目を見開いて「味が全然違う!」と言うので、そんなに違うのかな?と思っていましたが、実際に食べてみると本当に全く違いました。個人的には、1匹は酸味があってさっぱりとした味わいで、もう1匹は脂が乗っていて甘みがあり、後味がいいという印象を持ちました。

最後に、生徒たちはレーダーチャートを使って2匹のかつおの味の違いを分析し、「今までなんとなく食べていたかつおだけど、こんなにも味の違いがあることを知り、これからはもっと味わってかつお食べていきたい」と話していました。授業を通して生徒たちが確実にかつおを「食べるプロ」に近づいているなと感じました。

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