2017年久礼八幡宮秋季大祭 10月3日(火)、4日(水)土佐三大祭りのひとつ

久禮八幡宮秋季大祭

高知県内には、地元っ子も観光客も一緒に楽しめるお祭りが「よさこい祭り」「どろめ祭り」といろいろありますが、そのなかでも「土佐三大祭り」いわれているのが、高知市の『志那袮祭(しなねさい)』、仁淀川町の『秋葉祭り』、そしてここ中土佐町の『久礼八幡宮秋季大祭』です。

『久礼八幡宮秋季大祭』は、久礼八(くれはち)御神穀様(おみこくさん)などと呼ばれ地元の人に親しまれています。

このお祭りは、戦国時代から続き、毎年旧暦の8月14日、15日に執り行われます。旧暦14日の深夜0時かから行われる「御神穀様」は、長さ約6m、重さ約1の大松明を筆頭に、小松明や太鼓同士をぶつけ合う「けんか太鼓」が行列を組み、深夜から明け方にかけ町内を練り歩き豊作と豊漁を願うお祭りです。

今年は、10月3日、4日に執り行われます。

見どころ① 「御神穀(おみこく)さん」

なんと言っても見どころは「御神穀様(おみこくさん)」。

御神穀様おみこくさん)」は、初日の深夜0時、頭屋(神社の祭りや講などの行事で中心てきな役割を果たす人や家の事)から出た男衆が約1トンの大松明と13個の小松明を掲げた行列が町内を練り歩き、久礼八幡宮の本殿に奉納されます。大松明は間近で見ることもでき、燃え盛る炎の熱さと大松明を運ぶ男衆の勇ましさを感じられます。神事の最後には、大松明が境内に投げ出されます。この松明を拾うと一年間無病息災で暮らせるとの言い伝えで、「熾き拾いおきひろい)」争奪戦が行われます。

イベント_久礼八幡宮大祭

見どころ② 御神幸(おなばれ)と喧嘩太鼓

御神幸(おなばれ)は、神様の「浜あそび」といわれ、2日目のお昼に執り行われます。神様の行列は、竹練りを先頭に弓持ち・力士・神職・御輿の順で、天狗や獅子の舞なども見所です。特に子供は、獅子に噛んでもらうと無病息災、悪いことから守ってもらえると言い伝えられています。

久礼八幡宮 おなばれ

 そしてもう一つの見どころは太鼓と太鼓をぶつけ合う「喧嘩太鼓」

太鼓がぶつかり合う度に歓声が沸きます。町内のいくつかの地区から太鼓を鳴らしながら八幡宮を目指し練り歩きます。太鼓の音は町に鳴り響きわたります、太鼓の音を聞くと祭り心が騒ぎます。写真は2日目のお昼の様子です。初日の「おみこくさん」の時間帯にも見られます。

喧嘩太鼓には、危険を伴う場合がありますので、近づきすっぎないようにしてください。特に子供ずれの方、喧嘩太鼓の動きには十分に気を付け注意して下さい。

久礼八幡宮大祭 喧嘩太鼓

 

見どころ③ 鰹乃國の花火大会

約2000発の花火が、久礼湾にあがります。今年は、10月の花火大会ということもあり涼しく、海の上にあがる花火は最高です☆

久礼八幡宮大祭 花火

会 場:久礼八幡宮前ふるさと海岸

時 間:午後8時~9時 

トイレ:3基 

少雨/決行 

 

※注意事項と駐車場

車でお越しの方は中土佐町役場が午後5時30分以降は駐車できますのでご利用ください。「おみこくさん」は夜間に始まるお祭りですので移動の際などは十分にご注意ください。

問い合わせ:中土佐町役場 水産商工課 電話:0889-52-2473

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA